クリングス取付加工とオリジナルチタンパット

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。

 

本日は当店で行っている加工のご案内です。

 

国内のメガネブランドからリリースされるセル(アセテート)フレームは、クリングスと呼ばれる金属のアームが付いた鼻パットタイプのモデルが増えてきましたが、海外ブランドのものになると気持ち程度ちょこんと盛ってあるものがほとんどです。これだと我々日本人の骨格にはフィットせず、下がりやすかったりメガネを頬で支えるような感じになったり、眼球とレンズの距離が極端に近くなったりもします。

鼻盛というアセテートのパットを溶着し高さを出す加工は一般的ではありますが、近年のデザイン性が高く鼻幅のかなり広いモデルにはあまり効果を発揮しない場合が多々あり、そういった方におすすめしているのがクリングスを後付けする加工です。

 

こちらは好評をいただいておりますJean Philippe Joly ジャン・フィリップ・ジョリーのENJOY LIFEというモデルです。ご覧のように鼻パットはほとんどなく、この状態のままだと多くの方ががかけにくく感じると思います。

 

そしてこちらが同モデルにクリングスを後付け加工したものです。

パット面を最低限削り、当店では写真のような埋め込みタイプのクリングスも取付可能でございます。

 

こうすることにより快適なかけ心地を得られ、眼球とレンズ面との適正な距離、高さを調整することが可能になります。

 

更に!写真の丸型のチタンパットをオリジナルで製作いたしました。オーナーが描いた顔がレーザーで刻印されています!写真はクリングスに合わせゴールドのものですがシルバーもあります。かけると見えなくなる部分ではありますが、こういったところで遊べるところも“良いメガネ”の魅力だと思っております。

 

当店で購入フレームの場合、写真のセットで5,500-(税込)となり、期間は1週間から10日ほどで取付可能です。フレームの形状や厚み、お顔とのバランスなどでクリングスの形状はこちらで選ばせていただきます。また、長年お使いいただいているフレームなどは状態によって加工できない場合もございます。

 

他店で購入の持込フレームですが、こちらは全てご相談(別料金)とさせてください。高価なヴィンテージフレームや希少性の高いフレームなどはお断りさせていただいております。

 

鼻盛やクリングス取付などのご相談はお電話やメールだと情報が必要不十分ですので、何かご相談したいことがございましたらお気軽に店頭でご相談ください。(担当/田村)

 

 

福井県で眼鏡枠の製造を10年経験しておりますので、細部まで拘り仕上げさせていただきます。